奈良県桜井市にある「大神神社(おおみわじんじゃ)」は、日本最古の神社のひとつとも言われる、とても由緒あるお社です。本殿を持たず、後ろにそびえる三輪山そのものを御神体としてお参りするという、珍しいスタイルでも知られています。
意外と知られていないのですが、この三輪山には古くからひとつの恋物語が伝わっているんです。ご祭神である大物主神(おおものぬしのかみ)は、人の姿になって、ある女性のもとへ夜な夜な通っていたのだそうです。ところが女性は、相手の正体を知りません。ある夜、糸を針に通してこっそり相手の着物に刺し、翌朝糸をたどっていくと——糸は三輪山の中まで続いていて、残っていた糸はわずか三勾(みわ)。この土地が「三輪」と呼ばれるようになった由来のひとつだと言われています。
つまりこの物語は、正体を隠して人のもとに通っていた神様が、実はずっとその山から人々を見守り続けていた神様だった、という話でもあるんですね💫 神話の中の恋物語が、そのまま土地の名前として今も残っている——ちょっとロマンチックだな、と私個人の感覚では思います。
—
豆知識
- 大神神社は「酒の神様」としても有名で、日本各地の酒造家からの信仰も厚いそうです🍶
- 境内には夫婦仲良く並んだ「夫婦岩」と呼ばれる磐座もあります
- 三輪山は今も禁足地とされていて、登拝には社務所での許可・お祓いが必要なのだとか
私も一度、拝殿から三輪山を仰いだことがあるのですが、山全体からなんとなく静かな力を感じたような、そんな感覚があったのを覚えています🍀
三輪山の話、また今度も続けていきますね✨
この記事を書いた人
遥香霊視と思念伝達で鑑定しています。 お相手の気持ちを見るだけでなく、こちらの想いをそっと届けるお手伝いもしています💌 神社やご縁のことを、参拝したときの空気や景色といっしょにつづる場所です。お茶でも飲みながら、ふらっと立ち寄ってください🍵

