ポトスの瓶を眺めながら、待つ時間を思う

澪音

窓辺に、小さな観葉植物を三つ並べています。一人暮らしの部屋は静かです。朝、コーヒーを淹れる間に葉を眺めるのが、いつの間にか習慣になりました。

選ぶ基準は、葉の広さでした。いちばん大きいのは、モンステラの鉢です。葉の広い植物は浄化力が高いと言われています。本当のところは、私にはわかりません。ただ、広い葉があると部屋が落ち着く。それで十分でした。

もう一つは、水耕栽培のポトスです。ガラスの瓶に挿しただけなので、根が透けて見えます。葉は、先週と何も変わりません。それなのに、瓶の底では白い根が少しずつ伸びています。

最後の一つはサボテンです。こちらは、水をやらないことが世話のうち。手をかけたくなるのをこらえて、ただ置いておきます。

植物との交流と呼ぶには、一方通行かもしれません。それでも毎朝眺めていると、見えてきます。動きがないように見える時間と、何も起きていない時間は、別物です。

子どもの頃、芽の出ない鉢を掘り返そうとして、祖母に止められたことがあります。「毎日のぞいて、伸びるとでも思ってるの?」せっかちな私は、ぐうの音も出ませんでした。

何かの結果を待っている方は、今日はポトスの瓶の水を替えるくらいで十分です。確かめるのは、それだけにしておきましょう。根は、見えないところでちゃんと仕事をしています。動くのは、流れが追いついてからで間に合いますよ。

この記事を書いた人

澪音

霊視で鑑定しています。 「見ようとしなくても、見えてしまう」この力は祖母から受け継ぎました。以前はコールセンターで管理職をしていて、たくさんの人の声に向き合ってきました。 ブログでは占いのことや、日々の暮らしで感じたことを綴っています。気軽に読んでもらえたら嬉しいです。