ある相談者様に教えられたこと

澪音

私は返信が遅い方です。メッセージを開いて、そのまま閉じる。夜になって思い出す。そんな日が週に何度もあります。

素っ気ないと言われたこともありますが、相手を軽く見ているわけではありません。手が追いつかないだけです。

先日、ある相談者様のご相談を、少し形を変えてお話しします。既読のまま返信が来なくなったお相手のことで、眠れない夜が続いているとのことでした。会えば変わらず優しいのに、メッセージだけが減っていく。そこが一番つらい、と。

視えたのは、お相手の気持ちが別の場所で手一杯になっている状態でした。冷めた形ではありません。余裕がなくなっている形でした。

もう一つ視えたのは、お相手が文字で伝える人ではない、ということです。愛情表現は、私が鑑定で出会ってきた限り、3タイプあります。手紙・メッセージで伝える人。対面で伝える人。行動で伝える人。どれも本物です。

熱量と伝達手段は、別のものです。熱量が同じでも、届け方が違えば、受け取る側には「ない」ように映ります。

私も昔、返信の速さで相手の気持ちを測っていた時期があります。測れていませんでした。

祖母なら、きっとこう言います。「言葉が少ない人は、想ってないと思ってるんでしょ?」

そのままお伝えすると、相談者様は少し驚いた様子で、「そんなに単純なことだったんですね」とおっしゃいました。不安が大きいほど、実際の形より、悪い方に想像が膨らみます。教えられたのは、私の方でした。

今、既読のまま止まった連絡に悩んでいる方へ。今夜、お相手が気持ちを見せてくれた場面を一つだけ、思い出してみてください。それが文字だったか、対面だったか、行動だったか。そこに、お相手の伝達手段があります。

順番にいけば、ちゃんと届く距離です。

この記事を書いた人

澪音

霊視で鑑定しています。 「見ようとしなくても、見えてしまう」この力は祖母から受け継ぎました。以前はコールセンターで管理職をしていて、たくさんの人の声に向き合ってきました。 ブログでは占いのことや、日々の暮らしで感じたことを綴っています。気軽に読んでもらえたら嬉しいです。