一人の食卓で、自分のことを紙に書き出してみる

澪音

休日の朝は、一人分の食卓から始まります。焼いたトーストと、濃いめのコーヒー。皿は一枚、カップは一つ。もう慣れた光景です。

その食卓に、先週から一枚の紙を広げています。ここまでのブログに書いてきた、私のことを書き出してみました。祖母のこと。コールセンターで過ごした十年。霊視のこと。自分史と呼ぶほど立派なものではありません。ただ、紙に書き出すと、頭の中より少しだけ静かになります。

正直に言うと、書きながら気が重くなる瞬間もありました。自分のことを語るのは、得意でも好きでもないからです。

祖母なら、きっとこう言います。「べらべら喋って、何が残ると思ってるの?」「多くを語るな」が口癖の人でした。視えたことを、必要な分だけ。それが祖母の流儀で、今の私の仕事の土台です。

それでも、考えました。お相手の言葉にならない気持ちを扱う私が、自分のことは何ひとつ見せない。それはフェアではありません。だから、このブログでは少しだけ開けることにしました。

綴っていくのは、こんなことです。日々の暮らしの中で気づいたこと。タロットや霊視について、知っていただきたい話。遠回りでも、読んでくださった誰かの夜にそっと残る気づき。

気が向いた時に読んでくださるだけで十分です。急かすつもりはありません。

今日は、1人の時間を十分だけ作ってみてください。紙とペンを用意して、語りたくない気持ちが浮かんだら、そのまま一行だけ書き出す。きれいにまとめなくて大丈夫です。本音を見るのは、整えたあとの言葉ではなく、整える前の言葉からですよ。

書き留めた一行が、次の一歩の輪郭になります。

この記事を書いた人

澪音

霊視で鑑定しています。 「見ようとしなくても、見えてしまう」この力は祖母から受け継ぎました。以前はコールセンターで管理職をしていて、たくさんの人の声に向き合ってきました。 ブログでは占いのことや、日々の暮らしで感じたことを綴っています。気軽に読んでもらえたら嬉しいです。