鑑定を終えた夜は、明かりを落として白湯をいれます。ひとり暮らしの部屋は静かです。その分、今日視たことが、頭の中でよく響きます。
その夜も、そうでした。ある相談者様のご相談を、少し形を変えてお話しします。
「連絡が減った理由を知りたい」というご相談でした。視えたのは、お相手の気持ちが別の場所で手一杯になっている形です。いまは、恋愛の席が空いていない状態でした。相談者様が望んでいた答えとは、違っていました。
良いところだけを渡せば、その場は明るく終われます。けれど、鑑定料をいただく以上、逃げない姿勢だけは手放せません。
そこへ、祖母の声がふっと浮かびました。「いい話だけして、自分が楽になりたいだけでしょ?」図星でした。
私自身、聞こえのいい言葉だけを渡されて、安心したふりをした時期があります。あとから、ひとりで答え合わせをする夜は長いです。
窓を開けて、夜空を見上げました。カードを月の光に当てる月光浄化は、私の習慣です。当てると整うとされていますが、私にとっては、気持ちを整える時間です。冷たい風の中で、決めました。
視えたことは、良いことも、そうでないことも、理由と一緒にそのままお伝えする。そして、相談者様の気持ちの居場所も、あわせてお伝えする。
その場の反応は、明るくありませんでした。それでも後日、「本当のことを教えてもらえて良かった」とお言葉をいただきました。その一言で、あの夜の迷いが、やっと着地しました。
私は迷った夜、空を見上げるようにしています。誰かに本当のことを伝えるか迷っているなら、先に気持ちを整えてみてください。伝え方を選ぶのは、そのあとで間に合います。
優しさと誠実さを両方満たす伝え方は、ちゃんとあります。まずは、夜空からです🌙
この記事を書いた人
澪音霊視で鑑定しています。 「見ようとしなくても、見えてしまう」この力は祖母から受け継ぎました。以前はコールセンターで管理職をしていて、たくさんの人の声に向き合ってきました。 ブログでは占いのことや、日々の暮らしで感じたことを綴っています。気軽に読んでもらえたら嬉しいです。

